昨年のGP2チャンピオンであるニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)に続き、新GP2チャンピオン、パストール・マルドナードが、2011年にF1へステップアップする可能性が高いようだ。
マルドナードは、フェリペ・マッサ(フェラーリ)のマネジャーであるニコラ・トッドをマネジャーにしており、ベネズエラの国営石油企業PDVSAをメインスポンサーとして獲得。すてに、2011年のザウバー加入がうわさされている。
また、マルドナードはベネズエラのウゴ・チャベス大統領との関係も深く、ブラジルのF1記者リビオ・オリキオは、マルドナードのF1ステップアップが近いとしている。
「僕は、たった1シーズンだけのF1参戦は望んでいない」
「歴史的な瞬間だよ。何年もの間、僕たち(ベネズエラ)はF1に参加していなかった。でも今は、大きな興味のうねりがある」
「政府のプロジェクトも、F1での成功を支援してくれている。僕がF1に進めるよう、彼らは6年にわたって僕に投資してくれていて、僕もその挑戦への準備が整ったよ」とマルドナードは語った。
マネジャーであるトッドがザウバーを買収するとのうわさもあるが、マルドナードは契約が近いと感じているようだ。
「アブダビ(F1最終戦)までに決まれば最高だね。そうすれば、グランプリ後に僕の新チームと一緒に、テストに参加することもできる」