デ・ラ・ロサ、ザウバー離脱の可能性を示唆

2010年06月16日(水)
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ペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)が、他チームへ移籍する可能性があると示唆した。

マクラーレンで長年テスト兼リザーブドライバーを務めたデ・ラ・ロサだが、今年はザウバーへ移籍し、レースドライバーに復帰している。

しかしザウバーは、開幕前のテストで好調なタイムを連発していたものの、開幕後は大苦戦が続く状態。しかも、信頼性の高さを評価されることが多かったザウバーには珍しく、今年は信頼性が非常に低い。

そのため、デ・ラ・ロサも期待されていたような結果を残せず、シート喪失のうわさがくすぶり続けている。

デ・ラ・ロサは、エンジンにトラブルが発生したため、カナダGPもリタイアする結果になったが、レース後に『BBC』へ、次のように笑顔で語っていた。

「どんなに悪い状況に見えたとしても、テストよりはマシだよ」

苦戦が続いている状況だが、デ・ラ・ロサはF1復帰を「心から」楽しんでいると語った。しかし、ザウバーを離脱する可能性があることを示唆し、39歳のデ・ラ・ロサは次のように加えている。

「自分は若いと感じている。将来については、もし誰かが僕を欲しがってくれるのなら、僕は契約できる状態だよ」

「テストドライバーやリザーブドライバーに戻るとしても、僕には利用価値がある。また1年F1でのレース経験を重ねたことで、僕のキャリアが延びることになる。シンプルなことだよ」

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