ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が、モナコGPの予選中にブロックしてしまったとして、チームメートのミハエル・シューマッハに謝罪した。
シューマッハは予選後、ロズベルグにブロックされたとメディアに語っていたが、その後ロズベルグは、「理想的とは言えないことだったと気付いたから、謝罪した」ことを明かした。
メルセデスGP側も、市街地であり、高低差が大きいモナコでは無線やGPSシステムが正常に機能していなかったことを認めている。
シューマッハは今シーズン、スペインGP以外はすべてのレースでロズベルグに予選で負けているが、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンによると、当初はロズベルグにブロックされたとしてシューマッハは腹を立てていたようだ。
「だが、何が起きていたのか私が説明すると、彼は理解してくれた。フラストレーションはたまっているようだったがね」とブラウンは語った
さらにブラウンは、「ニコのクルマをガレージから出す際に」トラブルがあり、チームメート同士がテール・トゥー・ノーズの状態で走るミスにつながってしまったと認め、こう加えている。
「われわれの失敗だ」