ジェンソン・バトン(マクラーレン)が4日(火)、出身であるフロームに凱旋(がいせん)し、フローム市初の名誉市民になった。
F1のディフェンディング・チャンピオン、そして現ポイントリーダーとしてマクラーレンのF1マシンとともに故郷へ凱旋(がいせん)したバトンは、与えられた名誉市民がどういったものか分からなったようだ。ジョークまじりにこう話すバトンのコメントを『Telegraph(テレグラフ)』が報じている。
「これで何をできるようになるのか知らないんだよ。でも、とても特別なものだね」
式典の前にバトンは、かつて通っていた学校を訪問し、子どものころに遊んでいた歩道橋の名前が「ジェンソン・バトン・ブリッジ」に変更さていたことを知った。
この式典には、フロームの人口の1割に相当する2,500人が集まり、バトンは市長から額に入れられた巻物を受け取っている。
バトンともにグランプリに顔を見せることも多い父親のジョンとはすでに離婚しているバトンの母親シモーンも今回の式典に出席しており、ジェンソンという名前をつけたときのことを振り返っていた。
「病院の窓からかわいい車、ジェンセン・インターセプターが見えて、それにちなんで彼の名前を決めたの。eをoに変えただけ」とシモーンは『Daily Express(デイリー・エクスプレス)』へ話している。