フェラーリが統括団体FIA(国際自動車連盟)に申請していたエンジン改良が認められた。
開幕以来、ワークスのフェラーリチームとフェラーリエンジンを使用するザウバーにエンジンのトラブルが続いており、信頼性を向上させるため、フェラーリがエンジンの設計変更の許可を申請すると先月に報じられていた。
フェラーリのエンジンが抱えていた問題は、ニューマチックバルブや空気の取り入れに関係したことだとみられている。
フェラーリは4日(火)、「現在のエンジン・レギュレーションの規定内で変更を行うことをFIAに申請し、許可され、この変更はスペインで使用されるエンジンに加えられる」と認めた。
スペインGPが母国レースになるザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサは、フェラーリが問題を解決したことを確信しているとして、『El Pais(エル・パイス)』へこう語っていた。
「まったく心配はしていないよ。彼らが解決してくれる」