ジャン・トッド、悪天候のためエプシロン・エウスカディを訪問できず

2010年05月05日(水)
ジャン・トッド、悪天候のためエプシロン・エウスカディを訪問できず thumbnail

F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、4日(火)に2011年の新F1チーム候補であるエプシロン・エウスカディの本拠地を訪れる予定だったが、悪天候のため中止されたようだ。

トッドは政府やモータースポーツ連盟の関係者と会談するためにスペインを訪れていたが、その後、バスク自治州のアスコイティアへ飛び、来年のF1へエントリーを提出する意志を表明したエプシロン・エウスカディの本拠地を視察することになっていた。

しかし現地での報道によると、マドリッドのトレホン・デ・アルドス空港での強風のため飛行機が飛ばず、トッドのスケジュールも過密だったため日程の再調整もできなかったとのこと。

だが『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』紙は、トッドはエプシロン・エウスカディを率いるホアン・ビラデルプラットとは長年の知り合いであり、すでにエプシロン・エウスカディのF1プロジェクトを支持していると報じている。

「トッドはエプシロンが一流の施設を持っていることをよく知っている」と『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』紙は加えた。

さらに『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』紙は、今後トッドがエプシロン・エウスカディの施設を査察することになるとも書いている。

「まず何より、今回の訪問に興味を示し、調整してくれ、最後の最後まで会談の実現に向けて努力してくれたトッド氏とグラシア氏(カルロス・グラシア/スペイン・もタースポーツ連盟会長)に感謝したい」

「FIAの会長にプロジェクトを見てもらうことは、F1参戦の実現のためにも、そしてわれわれが取り組んでいる、自動車業界のほかのプロジェクトのためにも重要なことだった」とビラデルプラットは語った。

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