アロンソ、今後もピットレーンへのエントリーでマッサを抜くと宣言

2010年05月03日(月)
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マーク・ウェバー(レッドブル)は、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がチームメートのフェリペ・マッサを抜いた中国GPでのオーバーテイクが、「かなりリスクの高いもの」だと考えているようだ。

アロンソは中国GPの決勝中、ピットレーンへのエントリーロードでマッサを抜いていた。その際、マッサはエントリーロードからコースオフしただけではなく、アロンソとの同時ピットインだったため、大きくタイムとポジションを失うことになり、これによって両者の関係が悪化したのではないかと大きな話題になっている。

この件について、アロンソの友人であることも知られているウェバーは、次のようにコメントした。

「チームメートに対しては、かなり厳しいものだったよね。フェアだとしても、かなりリスクの高いものだったし、とてもご都合主義な行動だった」

「チームにとっては大混乱のもとにもなるよ。用意するタイヤを(アロンソ用のものに)交換しないといけないしね。僕だったら、ピットレーンへのエントリーロードで2台ともリタイアさせてからファクトリーへ行くようなリスクを冒したいとは思わないんじゃないかな」

「深刻なことになる可能性もあったし、あそこで終わる可能性もあった。フェルナンドにとってはいい結果になって、問題なく切り抜けたけどね」

先週にアロンソは、いまだにこの件が報じられていることを批判しており、『Marca(マルカ)』紙へこう話していた。

「レースから2週間も過ぎているのに、いつまでもこんな重要じゃないことについて話していられないよ。だから、この件についての話は拒否させてもらう」

その後アロンソは、『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セーラ)』紙のインタビューの中で、批判を受けた今でも、ピットレーンへのエントリーロードでマッサを再び抜く可能性はあるのか質問され、次のように答えた。

「もちろん答えはイエスだよ」

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