エイボンが2011年からF1タイヤ供給か

2010年04月18日(日)
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2011年からのF1タイヤメーカーについて、新たな名前が浮上してきた。

これまで、F1チームが組織するFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)は、ミシュランのF1復帰に事実上同意しているとみられていた。

ミシュランは、各チームが年間数百万ユーロの代金を支払うことや、ル・マンのような低偏平率のタイヤを導入することで既存の技術とF1をより近いものにすることなどを要求しているされる。

しかし、ミシュラン以外のメーカーがタイヤを供給する可能性もあることが明らかになった。この案は、F1の最高権威バーニー・エクレストンや、小規模チームのいくつかが支持しているという。

『Sunday Times(サンデー・タイムズ)』紙のコラムの中で『BBC』の解説者マーティン・ブランドルは、FOTAが支持するミシュランよりも「ブランドをつけず、大幅に安くなる選択肢」をエクレストンが望んでいると書いた。

ブランドルによると、F1は「エイボンのような会社をサプライヤーとして利用し、現行の(13インチ)ホイールとタイヤサイズを維持する」可能性があるようだ。

この話を裏付けるかのように、ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、2011年に「無料でタイヤを得ること」が「可能だ」と語っていた。

18日(日)にはエクレストンとFOTA会長であるマーティン・ウィットマーシュ(マクラーレン/チーム代表)が会談するともうわさされており、ここで何らかの進展があるとみられている。

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