メルセデスGPは中国GPの予選で、2台ともFダクトを使用していたようだ。
メルセデスGPのミハエル・シューマッハはこの予選で、チームメートのニコ・ロズベルグにコンマ7秒の差をつけられていたが、ロズベルグが自身とは違うパーツを使用していたことが原因であるとして自分を慰めようとしていた。
メルセデスGPは主にシューマッハのクルマでFダクトのテストを行っており、予選では自分だけがFダクトを使用していたとシューマッハは考えていたのだ。しかし、ロズベルグもFダクトを使用していたことが判明した。
ドイツの『SID』通信によると、シューマッハがこの事実を知ったのは予選後のミーティングだったという。
「事前のミーティングでは、ニコが別のウイングを使うと僕は理解していた。でも、そうじゃなかったよ」とシューマッハはコメントした。
ロズベルグは、改良されたクルマが「進歩した」と語っており、予選ではフロントローからわずかコンマ1秒のタイムを記録し、4番手になっている。