ジェンソン・バトン(マクラーレン)がマレーシアGP後、道端ジェシカさんとのデートを断念し、イギリスへ帰国したようだ。
マレーシアGPを終えたバトンは日本へ向かい、ガールフレンドである道端ジェシカさんと過ごす予定になっていたが、マクラーレンからの指示により日本でのデートをあきらめ、ファクトリーのシミュレーターで作業することになった。
たった1日シミュレーターで作業するため、30時間かけてイギリスへ帰国したバトンは、シミュレーターでの作業を終えた後にアジアで休暇を過ごし、そのまま中国GPへ向かうとみられている。
「1日のために30時間の移動だよ。でも、その価値があることを願っている」とバトンはクアラルンプールから出発する前に笑いながら語っていた。
オーストラリアGPで優勝したバトンだが、マレーシアGPではやや苦戦し、チームメートのルイス・ハミルトンが20番グリッドから6位までポジションを上げる中、17番グリッドからスタートしたバトンは8位になっていた。
バトンはマクラーレンの2010年型車MP4-25のバランスに満足できておらず、チーム側も中国GPに投入する予定の最新パッケージをバトンの手によってさらに研ぎ澄まそうとしている。
「僕たちのクルマが常に進化を続けているのは最高なことなんだけど、僕はまだバランスに100%満足できていない」
「シミュレーターで問題をいくつか解決できることを願っているよ。長い移動になるけど、何もテストするものがなければ、彼らは僕を呼び戻さないはずだよ」とバトンは加えた。