ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)がウィリアムズやヴァージンのクルマを辛らつに批判したと母国ブラジルのメディアが報じていたが、この報道をバリチェロ自身が非難した。
バリチェロはマレーシアGP後、ウィリアムズやヴァージンのクルマのことを、ポルトガル語で「ガラクタ」や「ゴミ」を意味する「ポルカリアス」と表現していたと報じられていた。
バリチェロはマレーシアGPを1周遅れでフィニッシュしており、バリチェロと同じくブラジル出身のルーキー、ルーカス・ディ・グラッシ(ヴァージン)は3周遅れでのフィニッシュだった。
しかしバリチェロは、次のようにこれを報じたメディアを批判している。
「レースの後に記者会見でディ・グラッシと、新しく選手権のトップになった僕たちの友だちマッシーニャ(フェリペ・マッサ/フェラーリ)に追いつくには、僕たちの“ポルカリアス”を大幅に改善させないとねってジョークを言っていたんだ」
「単なるジョークだったし、あそこにいた全員がそう思っていた。でも他の人が、僕がチームについて悪く言っていたと語っているんだよ」
「カルン・チャンドック(ヒスパニア・レーシング)が15位でフィニッシュしたことについて、彼の国ではみんな明るい面を取り上げて称賛してるのに、ブラジルにはそれとは逆な見方をする人もいるんだよ」