フェラーリエンジン、信頼性に問題か

2010年04月05日(月)
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2010年シーズンこれまでの3戦を振り返ってみると、フェラーリエンジンが信頼性の問題を抱えている可能性が見えてくる。

4日(日)のマレーシアGPでは、ギアボックスにも問題があったものの、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がエンジンのトラブルによりレースを終えていた。

また、オーストラリアGPではフェラーリの両ドライバーが決勝前にエンジンを交換しており、フェラーリエンジンを搭載するペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)はマレーシアGPで、レースをスタートすることもできなかった。

デ・ラ・ロサのチームメートである小林可夢偉はレースをスタートできたものの、エンジンのトラブルでレースをリタイア。ザウバーは2台とも3日(土)にエンジン交換を行っていたが、ともにエンジンがリタイアの原因になっていた。

しかし、ザウバーの2台が見舞われたトラブルと、アロンソのトラブルは無関係であったことが明らかになっている。ザウバーは、2台ともニューマチック・システムの問題によりトラブルになったとしているが、アロンソのトラブルは突発的なものだったようだ。

「エンジンの状況については、きちんと把握できていると信じている」とフェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは話している。

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