マクラーレンが採用しているFダクトと呼ばれる小さなエアインテークと、リアウイングのシステムが、ストレートの長いセパンでうまく機能しているようだ。
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)は、セパンのストレートで大きなアドバンテージを得ており、2日(金)に行われた2回のセッション両方でトップになっていた。
「かなりダウンフォースを大きくするサーキットだし、間違いなくレッドブルやフェラーリが僕たちよりも大きなダウンフォースを得ていると思う」
「でも、ストレートでのスピードでそれを補えることを願っているよ」とハミルトンは語る
Fダクト・システムの効果についてはさまざまな意見が出ているが、これによってマクラーレンはストレートでのスピードを向上させているとも言われている。
ハミルトンのチームメートであるジェンソン・バトンも、このように話していた。
「僕たちのストレートラインでのスピードはかなりいいよ。(2日には)レッドブルより時速14km速かったんだ。14kmだよ!」