多くのメディアが、マレーシアGPでのルイス・ハミルトン(マクラーレン)と走りを称賛している。
マレーシアGPでは、雨による波乱の展開となった予選でフェラーリやマクラーレンが戦略ミスのため後方グリッドに沈んでいた。
そして迎えた決勝、ジェンソン・バトン(マクラーレン)が17番グリッドから8位までにしか上がれなかったものの、20番グリッドからスタートしたハミルトンは6位でフィニッシュした。
このハミルトンの走りに対し、かつてウィリアムズなどに在籍したアレキサンダー・ブルツはオーストリアの放送局『ORF』へ、「レースで一番輝いていた」と語っている。
ハミルトンの母国イギリスのメディアも、当然ハミルトンの走りを高く評価しており、「素晴らしい走りだった」と『Daily Star(デイリー・スター)』紙が称賛した他、各メディアが次のように賛辞の言葉を送っている。
『The Sun(サン)』紙:「世界最高のドライバーだと言える」
『Daily Mail(デイリー・メール)』:「あのショーの中で最高だった」
『The Times(タイムズ)』:「1人でエンターテインメントを提供した」
『Sunday Express(サンデー・エクスプレス)』紙:「最高潮に近いパフォーマンスを見せていた」
決勝での走りについてハミルトン自身は、予選での戦略ミスを取り戻すために攻めていたと語り、こう振り返った。
「残念なことに、ドライバーのやることが多くなってしまった。(あんなレースを)何回できるか分からないよ」