各チームが2011年からのF1タイヤについて会議

2010年04月03日(土)
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F1最高権威バーニー・エクレストンと各チームの首脳が2日(金)、2011年からのF1タイヤについて会議を行ったようだ。

現在F1で単独のタイヤサプライヤーになっているブリヂストンは、今年限りでF1へのタイヤ供給を終了すると表明しているが、来季のF1開幕まで1年を切った今の段階でも、まだ後任のサプライヤーは決定していない。

F1タイヤのワンメイク化に反対して2006年にF1を撤退したミシュランがF1への復帰を検討していると言われているが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌によるとミシュランは、タイヤ供給に対する「代金」を求めているという。

うわさされている金額は、1チームあたり年間200万ユーロから500万ユーロ(2億5,000万円から6億3,000万円)であり、これに加えて自由にサーキットで広告宣伝を行うこともミシュランは求めているとされる。

また、もしチームがタイヤの代金を支払うことになるのなら、ブリヂストンがF1にとどまることを検討するとのうわさも依然として残っている。

だが、エクレストンはミシュランに無料でサーキットでの広告宣伝を認めることによる広告収入面での損失を、全体的な収入で補うことを提案しているという。つまり、チームの収入が減るということだ。

しかし、もしF1のタイヤ戦争が復活した場合、パフォーマンスだけではなく、契約条件での競争も発生することになるため、メーカー側が希望するような金額を得られるとは限らない。

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