マーク・ウェバー(レッドブル)がオーストラリアGPのレース後、スチュワードから戒告処分を受けた。
オーストラリアGPのレース終盤、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)を抜こうとした際、ハミルトンの直後を走っていたウェバーがハミルトンに追突。両者ともにグラベルへとコースオフすることになった。
ウェバーはレース後、ハミルトンへ謝罪したことを明かし、次のように語っている。
「彼らに近づいたとき、フロントのダウンフォースがなくなってしまって、クルマが浮いてしまい、スライドしながら彼に追突してしまった」
これに対し、ハミルトンも「マーク・ウェバーに押し出されたのは残念だったけど、レース後に彼が謝ってくれたから、それを受け入れるよ」と話していた。
レース後、スチュワードがこのクラッシュについて調査したものの、ウェバーにペナルティーが科されることは無く、戒告処分を受けたのみだった。
今シーズンから、元ドライバーがスチュワード団に加わることになっており、オーストラリアGPではスポーツカーで輝かしい成績を残しているトム・クリステンセンがスチュワードを務めていた。