メディアの注目が今週末に現役復帰するミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)に集まっているが、シューマッハがチームメートのニコ・ロズベルグのペースについていけない可能性も大きいようだ。
F1史上最も成功したドライバーとも評されるシューマッハは、2006年にF1を引退していたが、今週末にメルセデスGPから現役復帰を果たす。
また、メルセデスGPのチーム代表は、ベネトン(現ルノー)でシューマッハとともにタイトルを獲得し、その後もフェラーリの黄金時代をシューマッハと築き上げたロス・ブラウン。
シューマッハとブラウンのタッグが復活したこともあり、2010年からシューマッハがタイトルを争うことを期待する声もある。
しかし、シューマッハのマネジャーであるウィリー・ウェバーは今週、アンダーステア傾向のあるメルセデスGPの新車W01にシューマッハが満足できていないと語った。
ブラウンも次のように語っている。
「テストではニコのほうが、(シューマッハよりも)クルマに対する満足度がやや高かった」