ルイス・ハミルトン(マクラーレン)の父アンソニーが新たに始めるビジネス「GP Prep(GPプレップ)」が、F1からの正式な承認を得たようだ。
アンソニー・ハミルトンは若手ドライバーなどを対象にして、F1の厳しいテスト制限の枠外でF1マシンに乗るチャンスを与えるため、新しいビジネスを立ち上げると発表していた。
GPプレップと呼ばれているこのビジネスが、F1最高権威バーニー・エクレストンの承認を得たことが2日(火)、明らかになった。
「F1のレースドライバーになることを熱望しているルーキードライバーに対し、最高なテストとキャリア形成の機会を与えられると思っている」とアンソニーは語った。
ルイス・ハミルトンは2007年にマクラーレンからF1にデビューしたが、そのキャリアは幼少のころからきちんとマネジメントされたものだった。
ルイスはこの新しい試みについて、次のように『Telegraph(テレグラフ)』紙へ語った。
「(F1では)誰かを連れてくることばかり話し合われていたけど、それに対して確信を持てることはなかった。今、一歩を踏み出すべきときなんだと思う。これは前向きな一歩だよ」