バトン、順調にいかなかった初テスト

2010年02月04日(木)
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ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトン(マクラーレン)は、2010年の初テストでフラストレーションを感じていたようだ。

バトンは、チームメートのルイス・ハミルトンよりも7cm身長が高いことから、シートポジションに問題があったようで、テスト開始が遅れていた。

その後、走行を始めたバトンだったが、シートポジションが高すぎるままのテスト開始だったようだ。

結局、バトンが記録したベストタイムはテスト全体での10番手となり、チームメートのハミルトンにも差をつけられている。

「1回目のテストはいつも、コックピット内の環境やチームに慣れて、いろいろなチェックをするためのものなんだ」とバトンはテスト後に語っていた。

またバトンは、マクラーレンの新車が「最高な」クルマだと認めず、こう話している。

「それを認める前に、理解すべきこと、取り組むべきことがたくさんあるよ」

さらにバトンは、バレンシアテストでのフェラーリの圧倒的な強さについても次のようなコメントを残した。

「フェラーリは速いけど、どれくらい速いのかは分からない。あのタイムを出した時、彼らがどれくらいの燃料を搭載していたのか分からないからね」

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