メルセデスGP「ペースが不足している」

2010年02月04日(木)
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メルセデスGPの関係者が、新車MGP W01のペース不足を認めた。

「いくらか後れを取っていると思う」バレンシアテスト最終日に3番手タイムを記録していたミハエル・シューマッハは、『Bild(ビルト)』紙へこう語った。

テスト全体でのラップタイムを見ると、チームメートのニコ・ロズベルグより速かったものの、シューマッハは7番手にとどまっていた。

「最速の連中と対等だとか、開幕戦で優勝を狙えるとは思っていない。でも、それは重要じゃないよ。重要なのは序盤からポイントを稼いで、うまく開発していくことだ」とシューマッハは語っている。

メルセデスのノルベルト・ハウグ(モータースポーツ責任者)も、こう話した。

「スピードに向上の余地はあるだろう。だが、すべて正しい方向に向かっている」

「開幕戦まで4週間以上あるし、われわれのクルマは大きく変わっていく」

チーム代表のロス・ブラウンは、ハンドリングでのバランスの悪さを指摘しつつ、『BBC』へW01は「少しペースが不足している」と認めた。

また、W01の排気管にはヒビが入ってきたようで、3日(水)の走行は油圧の問題により予定より早く終わっていた。

「フェラーリほど速くはないし、ルイス(ハミルトン/マクラーレン)も速そうなので、やるべきことがいろいろとあるようだ」とブラウンは加えた。

シューマッハもフェラーリの新車については、「かなり強そうだ」と認めている。

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