ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、ペドロ・デ・ラ・ロサとジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ/リザーブドライバー)のどちらが小林可夢偉のチームメートになるのか明かさなかった。
だがザウバーは、『Blick(ブリック)』紙へ「あらゆる可能性がある」と語っている。
最近までは、デ・ラ・ロサがシートを獲得したと報じられていたものの、ここへきて、フィジケラが契約を結ぶ寸前だとの報道も出てきた。
『Blick(ブリック)』紙によると、テクニカルディレクターのウィリー・ランプは、デ・ラ・ロサよりもフィジケラを推薦しているという。
フィジケラがザウバーに在籍していた2004年のことがその要因になっているようだ。この年、フィジケラは22ポイントを獲得したが、チームメートだったフェリペ・マッサ(現フェラーリ)は12ポイントにとどまっていた。
また、ザウバーへエンジンなどを供給するフェラーリも、フィジケラ起用を迫っているという。
しかしザウバーは、次のように語った。
「結局のところ、決めるのは私だ」