ステファンGPが2010年のドライバーラインアップを決定したと報じられている。
まだ2010年のF1参戦が認められていないステファンGPだが、すでにTDP(トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム)出身ドライバーの中嶋一貴と契約を結んだとみられている。
トヨタが2010年に向けて開発していたクルマを使用するステファンは、少なくとも1台のクルマにセルビアのナショナルカラーである赤のカラーリングを施したとうわさされており、来週のバルセロナでの合同テストに参加するとのうわさもある。
また、『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』誌は、600万ドル(約5億4,000万円)のスポンサーを持ち込むとみられるカルン・チャンドックがステファンGPと契約したと報じている。
チャンドックはすでにGP2の2010年契約を結んでいるようだが、F1シートを獲得できた場合には契約を解除できる条項が含まれていたようだ。
チャンドックの父ビッキー・チャンドックは、インドのモータースポーツ界の有力者であり、FIA(国際自動車連盟)ともつながりのある人物である。
さらに、インドのメディアは昨年、チャンドックの父はF1最高権威バーニー・エクレストンや、「複数のFIA高官」と「強いつながり」があると報じていた。