バトン、モナコGP予選でのマッサのブロックを非難

2010年05月16日(日)
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モナコGPの予選後、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がフェリペ・マッサ(フェラーリ)を非難していた。

バトンはモナコGPの予選Q3でマッサにブロックされたと語っており、スチュワードがこれをブロッキングと判断した場合、マッサにはグリッド降格のペナルティーが科される可能性もある。

バトンは、前を走っていたマッサがスローダウンしていたために、自身もスローダウンすることを強いられ、タイムに影響が出たと主張。しかもこれが、ホームストレートへの立ち上がりでの出来事だったため、ストレートでの加速が鈍ったことから、次の周のタイムにも影響したとバトンは語っている。

「彼が一体何を考えていたのか分からない」

「10台しか走っていないんだから、(進路を譲るのは)簡単だったはずだよ」とバトンは『BBC』へコメントし、マッサが「明らかに僕をスローダウンさせた」と加えていた。

元F1ドライバーであり、現在はラジオで解説を担当しているアンソニー・デビッドソンは、バトンがペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)にも前をふさがれていた様子を見ており、次のようにコメントした。

「僕がジェンソン・バトンだったら怒り狂っているよ。彼は完全にジェンソンをスローダウンさせていたからね」

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