マクラーレンのルイス・ハミルトンが、モナコGPを前にした心境を語った。
ルイス・ハミルトン
「モナコのサーキットは大好きだよ。F1で最高のトラックだね。2008年のモナコで優勝したけど、あれは今でも僕にとってF1で最高の優勝だし、キャリアの中でも最高な瞬間だった。信じられないような1日だったよ」
「2008年はウエットだった。レースの前も天候がまったく予測できないような日が続いていて、1週間のほとんどで大雨の予報が出ていた」
「日曜に雨が降らないとしても、プラクティスや予選が雨で大きな影響を受ける可能性があったから、この何年もの間で最もエキサイティングで、最も予測不可能なモナコGPになる可能性があったんだ」
「きっと素晴らしいレースになるよ。ピットストップがタイヤ交換の1回だけなら、戦略で結果が決定的に変わる可能性は少なくなる。もちろん、雨が降ったら話は別だけどね」
「でもそれは、これまで以上に予選が重要になるっていう意味でもある。今でも予選ペースの向上には懸命に取り組んでいるけど、モナコは他のコースよりもドライバーの働きが重要になるコースだと思うから、僕たちはいい仕事をできると大きな自信を持っている」
「それに今回は、特別カラーリングのヘルメットを使うんだ。これが僕を有利な状況にしてくれると願っているけど、このヘルメットを見ればその理由が分かるよ!」