マクラーレンのジェンソン・バトンが、モナコGPを前にした心境を語った。
ジェンソン・バトン
「去年のモナコは僕が勝った。シーズンのハイライトになる一戦だったし、僕のレースキャリア全体の中でもハイライトになるものだったよ」
「小さいころからモナコのレースを見て育ってきた。だから実際に走る前から、サーキットのことを、そしてすべてのコーナーを知っているんだ。とても特別な場所だよ。若いドライバーなら誰でも勝つことを夢見るレースなんだ」
「僕は何年もレースをしているけど、ピットを出てF1マシンで初めて丘を上がっていく時のスピードは衝撃的だし、絶対に想像できるようなものじゃない。信じられないほどの加速で、ウォールもすぐそこにあるんだ」
「この週末で最大限の結果を残すには、徐々にスピードを上げていく必要がある。1周目から攻めてミスをするようなリスクを冒すことに価値なんてないよ」
「週末の間、驚くほど急速にラバーが路面にのっていくし、コンディションが良くなるとともに自信も深めていって、コーナーで自然にクルマのスピードが上がっていくようにすることが大事だね」
「大好きな場所だし、またあそこへ行くことがとても楽しみだよ。今年は結果を予想するのがとても難しいと思う。競争力がとても高いドライバーがたくさんいるからね。今週末は少し予想外のレースになる可能性もあると願いたいよ」