カンポスの株式取得がうわさされているトニー・ティシェイラが、カンポスはシーズン前の合同テストすべてを欠席するとの報道を否定した。
『AP』通信はカンポスの戦略担当ダニエル・アイゼンの話として、同チームがバーレーンでの開幕戦前にテストをすることはないと26日(火)に報じていた。
だがティシェイラは『Reuters(ロイター)』通信へ27日(水)、カンポスと出資について交渉していることを認めつつ、アイゼンのコメントを否定した。
「そういった報道があることは知っているが、チーム代表(アドリアン・カンポス)から聞いている話とは違う」
「3回目のテストには確実に参加するし、2回目に参加できる可能性もある。(開幕戦の)レースには出走する。2回目のテストが目標だ」とティシェイラは語った。
さらにティシェイラは、自身のほかにもカンポスへの出資を狙っているグループがいると語り、自身が運営していたものの、現在は事実上消滅しているA1GPとの提携を目指していることも認めた。
「カンポスと交渉しているグループは複数あるが、われわれとしてはA1を含めた契約にしたい。すべてはA1のためだ。A1をF1へ持ち込むことを目標にしている」とティシェイラはコメントしている。