キミ・ライコネンとビタリー・ペトロフの間で揺れるルノー

2010年09月22日(水)
キミ・ライコネンとビタリー・ペトロフの間で揺れるルノー thumbnail

キミ・ライコネンのルノー入りがうわさされているが、現ドライバーであるビタリー・ペトロフもチームにとって価値ある存在だとルノーのチームオーナー、ジェラルド・ロペスが語った。

先日、ライコネンが2011年のF1復帰に向けてルノーにアプローチしていたことが明らかになった。これがF1界で大きな話題になっているが、ビジネス的な観点から、ペトロフに期待するものは大きいようだ。

「ビジネスのためのプラットホームとなるので、チームの成功を追い求める必要がある」

「勝てるチームとビジネスをしたがるものだ。そのことを切り離して考えるようなことはできない。ビジネス面のプラットホームとして利用するためにも、チームを強化することが、より重要になっている」とロペスは『sportbusiness.com』へ語った。

さらにロペスは、ライコネンがルノーにとっての選択肢であるにしても、ペトロフを失うことにともなう商業面の影響も考慮すると認めている。

「彼もいいドライバーだ」

「そして何より、彼は2億5,000万人いるロシア語圏の人々が応援するドライバーだ。そこにビジネスのチャンスがあると考えないほうが愚かだよ」とロペスは加えた。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧