キミ・ライコネンを獲得せず、ビタリー・ペトロフ残留か=ルノー

2010年10月01日(金)
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ドイツでの報道によると、ビタリー・ペトロフ(ルノー)が2011年もルノーに残留することが濃厚になったようだ。

2011年に向け、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ニック・ハイドフェルド(ザウバー)、ティモ・グロック(ヴァージン)などがルノーと交渉を行っていると報じられていた。しかし、この3名はすでにルノーとの交渉を打ち切ったようだ。

2007年のF1チャンピオンであり、今年はWRC(世界ラリー選手権)へ転向していたキミ・ライコネンがルノーに加入するとの憶測もあった。だが、ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは、ライコネンが高いモチベーションを見せない限り、契約はしないと語っている。

また、『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙によると、ライコネンがルノーに接触していたことをブーリエが明かしたのは、「ペトロフや彼のスポンサーにプレッシャーをかけるため」だったと報じた。

ペトロフ本人もシート喪失は心配していない様子で、シンガポールGPの際にはこう語っていた。

「心配はしていないよ」

「なぜ僕が心配する必要があるの? 彼らは心配していると思うけど、僕は自分の仕事を続けると思うし、すべて順調だよ」

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