F1 2011年シーズンに向け、ルノーでドライバー交代は?

2010年12月09日(木)
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ルノーからロータス・ルノーGPへ生まれ変わるチームに、ビタリー・ペトロフが残留することになりそうだ。

大きな資金援助を得ているロシア出身のペトロフは、2010年にルノーでF1にデビュー。シーズン中にもルノーは、ロシアからのスポンサーを複数獲得し、ペトロフ起用による恩恵を受けていた。

また、ルノーは、グループ・ロータスとの提携を発表したばかり。この提携によって、グループ・ロータスの親会社であるマレーシアの国営自動車会社プロトンも、「ロシアの自動車市場や、(ルノーF1のオーナーである)ジェニイが持っている自動車技術へアクセスできるようになる」ことから、「すぐに恩恵を受けることができる」とマレーシアの国営通信社『Bernama(ベルナマ)』などが報じている。

そのロシアとの最も大きなつながりとして、ペトロフが2011年も残留することが確実視されているというわけだ。

プロトンも、「プロトンがロシアやほかの地域に持っている、各方面とのビジネス面の関係をてこ入れし、(われわれの)世界展開をさらに広げることにつながる」とジェニイについて語っている。

グループ・ロータスのダニー・バハールCEOも、ペトロフが2011年も残留することを希望していると8日(水)に『BBC』ラジオへコメントした。

「われわれが希望しているのはビタリー・ペトロフだ。年内にチームが最終的なラインアップを発表できるよう願っている」

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