ロータス・ルノーGP、「カラーリング案を盗まれたのはこちらの方」

2010年12月09日(木)
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来季はロータス・ルノーGPとしてF1に参戦するルノーが、トニー・フェルナンデス率いるチーム・ロータスにブラックとゴールドというカラーリング案を盗まれたと語っている。

マレーシア資本で、来季はチーム・ロータスとしてF1にエントリーしているフェルナンデスのチームは、ブラックとゴールドのカラーリングで2011年シーズンを戦うと発表していた。

このカラーリングは、かつてのチーム・ロータスが、アイルトン・セナなどの在籍していた時代に採用していたカラーリング。当時チーム・ロータスのスポンサーだったJPSのカラーであることから、「JPSカラー」とファンから呼ばれ、今でも人気の高いカラーリングだ。

しかし、8日(水)にロータスとルノーF1の提携が発表された際、JPSカラーを身にまとったクルマの画像も公開されていた。そのため、来季はロータスの名を冠した2チームが、両方ともJPSカラーで走る可能性もある。

フェルナンデスは、カラーリングのプランをグループ・ロータスのダニー・バハールCEOが「乗っ取った」とツイッターで非難していたが、ルノーF1のオーナーであるジェラルド・ロペスは正反対のコメントを残した。

「これは、われわれが以前から持っていたアイデアだが、メディアにもれてしまった」

「その3日後、彼ら(チーム・ロータス)がブラックとゴールド(のカラーリング)を発表した」

「コース上での順位を考えれば、どちらのチームなのか混乱するようなことはなさそうだがね」とロペスが『Telegraph(テレグラフ)』へ語っている。

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