ポール・ディ・レスタが2010年のフォース・インディアでリザーブドライバーになり、グランプリの公式セッションでも走ることになるようだ。
マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)が、25日(月)に行われたメルセデスGPのチーム発表会で明かしていた。
フォース・インディアはメルセデス・ベンツのエンジンを搭載し、マクラーレンとは技術面と運営面で提携している。
ザウバーへ移籍したペドロ・デ・ラ・ロサの後任として、ディ・レスタをリザーブドライバーにするのか質問されると、ウィットマーシュは次のように答えた。
「おそらくポールは、ほとんどの金曜でフォース・インディアを走らせることになる。彼にとっては最高のチャンスだ」
「私もうれしい。今年中にフォース・インディアからレースへ出場するためにも、彼は全力で走るだろう」
ウィットマーシュはさらに、「他にも数チームが」金曜日のフリー走行でサードドライバーを走らせることを検討していると示唆していた。
また、2010年もDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦するゲイリー・パフェットがテストドライバーとして残留するものの、マクラーレンがデ・ラ・ロサの後任を探しているとウィットマーシュは語った。
「彼には他の仕事があるので、違うドライバーが必要だ」
「ドライバー市場や参戦チームが、ここ数年よりも変わりやすくなっているような気もする」
「今は確実にシートを確保していると思っているドライバーが、ドライバー市場に出てくることもあると思う」とウィットマーシュは語っている。
マクラーレンのリザーブドライバーをめぐっては、ニック・ハイドフェルドもその候補になっているとの報道もある。