ルノーの元マネジングディレクターであるフラビオ・ブリアトーレが、イタリアのサッカー界へ進出するのではないかと報じられている。
ブリアトーレは、故意にクラッシュすることをドライバーへ指示したとされるクラッシュゲートをめぐり、ルノーを離脱してモータースポーツから追放処分を受けている。
しかしイタリアのゴシップサイト『Dagospia(ダゴスピア)』によるとブリアトーレは、ジャン・クロード・ブランからイタリアの名門サッカーチーム、ユベントスの会長職を引き継ぐ可能性があるようだ。
ユベントスの成績が低迷していることから、ブランは非難の的になっていた。
ブリアトーレはすでに、F1の最高権威バーニー・エクレストンとともにロンドンのサッカーチーム、クイーンズ・パーク・レンジャースの共同オーナーになっている。
ユベントスはフェラーリなどを傘下に置くフィアットのオーナー一族、アニェッリ家が長年にわたってオーナーになっているが、ブリアトーレはアニェッリ家とのつながりも深いと『Dagospia(ダゴスピア)』は報じた。
ブリアトーレは先週、FIA(国際自動車連盟)が科していたモータースポーツ界からの追放処分撤回を認める判決を受けたが、これはサッカー界での「資質規定」の判定にも影響を与えるだろう。
なお、FIAはこの判決に控訴している。