元F1チャンピオンのナイジェル・マンセルが、ルノーのパートナーとしてロータスがF1に帰ってきたことを喜んでいるとコメントした。
ロータスの名称をめぐっては、ロータス・ルノーGPとチーム・ロータスが争っているが、1992年のF1チャンピオンであるマンセル自身も、かつてのチーム・ロータスに在籍した経験がある。
「ロータスとルノーが再び手を組み、象徴的なブラックとゴールドのカラーリングが復活するということが、私にとっては特に喜ばしい。アイルトン・セナ、エリオ・デ・アンジェリス、ジョニー・ダンフリーズといった偉大なドライバーが駆ったカラーリングであり、もちろん私も80年代に走らせていた」とマンセルは話している。
さらに、グループ・ロータスの公式ウェブサイトには、ロータス創設者コーリン・チャップマンについて次のように語るマンセルのコメントが掲載された。
「ロータスと、特にコーリン・チャップマンには心から感謝している。彼は非常に大きな存在であり、私にとっては第2の父親のような人だった。それに、彼らが近年にヘセルで進めてきた、レーシングカーや市販車の野心的なプロジェクトを、大きな関心とともに見てきた」
「ロータスが、本来いるべきモータースポーツの頂点に帰ってきたことを、とてもうれしく思っている」