ベトナムがF1カレンダー入りを目指す可能性が浮上してきた。
かつてロシアやオーストリア、バーレーンのF1開催計画にかかわっていたハンス・ガイストが、ベトナムの計画投資省に対し、1億5,000万ドル(約125億円)のF1サーキット建設計画を提案している。
『vietnamvet.vn』によると、カインホア省の中央部にある、リゾート地として有名なニャチャンにF1サーキットを建設する計画だという。
「ダイナミックなベトナム経済と、観光面での可能性を考えれば、ここにサーキットを建設する大きな理由があると言える」とガイストは語った。
いつ計画が進展するのか明言しなかったガイストだが、サーキットの建設には3年かかると話し、こう加えた。
「F1は、プロフェッショナルなビジネス面のコミュニケーションと、国際的な認知度上昇をベトナムに約束するものだ。ベトナムの経済、観光、そしてインフラを確実に刺激する」