ミハエル・シューマッハ「目標は1つ。勝つこと」

ミハエル・シューマッハ（メルセデスGP）が、2011年シーズンはもっとトップに近い位置で戦うことを目標にしていると語った。

2006年シーズン限りでF1から引退していたシューマッハ。しかし、2010年にメルセデスGPから現役復帰を果たし、以前のように超人的な強さを見せることが期待されていた。だが、シューマッハは一度も優勝できなかったばかりか、表彰台に登ることもないままシーズンを終えた。

シューマッハ本人も、できるだけ早く前の位置で戦えるようになる必要があると認め、『Blick（ブリック）』へこう語った。

「目標は1つしかない。勝つことだよ」

「チームは去年にタイトルを獲得しているから、こういったシーズンは全員にとってつらいものなんだ」

「もちろん、僕としても、弱点を見つけるのは重要なことだよ。でも、傷口に指を突っ込んでみんなの目を覚ますようなことはしない。リザルトによって、自然とそうなっているからね」

「勝てる位置にいくため、モチベーションはとても高くなっているよ。それが基本的な条件なんだ。シーズン開幕時にも言ったけど、中団グループでは走りたくない」

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