マーク・ウェバー(レッドブル)は、13日(木)に行われたモナコGPのフリー走行で、ブレーキディスクのトラブルに見舞われていたようだ。
今シーズンは圧倒的な速さを見せているレッドブルだが、信頼性が大きな問題になっている。先週末のスペインGPでも、ブレーキディスクにトラブルが発生したため、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がリタイア寸前になっていた。
「かなり奇妙なトラブルだった。左側のブレーキが完全に機能しなくなり、ディスクはスプラインの真ん中から半分に割れたような状態になっていた」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは明かしている。
1週間前のスペインで見舞われたトラブルについて、詳細な原因は分かっていないものの、チームがモナコに向けて「修正」を行ったとベッテルはモナコで話していた。
だが、フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』は、ウェバーが13日に見舞われたトラブルは、ベッテルがスペインで経験したものと非常に似ているものだったと報じている。