ヤルノ・トゥルーリ(ロータス)が、2011年もロータスに残留することを示唆した。
トゥルーリは、NASCARへの転向がうわさされることもあったが、トゥルーリ本人がこれを否定。しかし、来季のロータスのシートをめぐっては、さまざまなドライバーが候補だと報じられていた。
今シーズン、トゥルーリはロータスで数多くのトラブルに見舞われており、あるチーム関係者は、トゥルーリよりもチームメートであるヘイキ・コバライネンの方が満足度は高く、確実に2011年も残留するだろうと語っていた。
しかし、トゥルーリは『BCC Radio Norfolk(BBCラジオ・ノーフォーク)』へ、次のようにコメントした。
「数日以内にファクトリーへ行って、2011年のシャシー、コクピット、シートを準備する」
ルノー在籍時から、トヨタ、そしてロータスと、着実に後方グリッドへ移動しているトゥルーリだが、今シーズンが「厳しいシーズン」であったことを認めつつも、F1残留に向けたモチベーションは今も高いと話している。
「昔に僕が経験していたものに比べると、いくつかのパフォーマンスがとても悪かった」
「でも、僕は常に自分自身やクルマからすべてを引き出そうとしていた。今でもいい戦いを楽しんでいるよ」