ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のことをミカ・ハッキネンが批判したとされるコラムは、ハッキネンが書いたものではないと判明した。
『TZ』紙は今週、ハッキネンがシューマッハのことを「悲劇の元ヒーロー」と表現し、アブダビGPのスタート直後のスピンについては「バカなミス」と語ったとするコラムを掲載していた。
このほかにも、「僕の目には、彼が自分の功績を少しずつ削っているように見える」や、「少し横柄すぎる印象だった」などというハッキネンの発言も掲載されていた。
しかし、『TZ』紙は謝罪と訂正の記事を掲載。その中で、問題となったコラムがハッキネンの許可を得たものではないと認めた。
「ハッキネン氏の発言とされた記事、特にミハエル・シューマッハに関するものは、事実ではなく、許可されたものではありませんでした」
「今回の件を遺憾に思っており、読者、ミカ・ハッキネン、ミハエル・シューマッハに対して謝罪いたします。この件にかかわったスタッフは、すでに職務を離れています」と『TZ』紙は書いた。