ヒスパニア・レーシングは、GP2ドライバーのヨセフ・クラールとダビデ・バルセッキを走らせた。クラールは61周を走行して、ベストタイムは1分44秒143で13番手。バルセッキは32周を周回して、ベストタイムは1分43秒013で11番手になっている。
ヨセフ・クラール
「アブダビでの若手ドライバーテストでヒスパニア・レーシングからF1にデビューするチャンスをもらうことができて、とてもうれしいよ。心から感謝している。クルマは最高だったし、今日は61周を楽しめた。初めのほうは少し難しかったけど、どんどん走ることに慣れていって、速く走ることができるようになった」
「僕はチームのレギュラードライバーよりも背が高いから、残念なことにうまく座れなかったんだ。だから、頭の位置が高くなりすぎていて、運転しにくかった。でも、僕にとっては成功の1日だし、将来にまたF1に乗れることを願っている」
ダビデ・バルセッキ
「今日初めてF1を走らせたけど、今後の人生でずっと忘れない瞬間になったよ。ずっとこの瞬間を待っていたから、クルマに乗り込んだときにはできるだけ経験を積むことに集中したして、楽にしたよ。最速のタイムを計測したラップでは、セクタータイムをそろえられなかったから、もっと上にいけたと思う。でも、結果には満足だよ」
「オプションタイヤ(ソフト側)に慣れないといけなかったけど、うまく使いこなせなかったんだ。でも、もっとクルマのセットアップに取り組んで、このタイヤコンパウンドでの経験を積んでいけば、もっと速く走ることはできたと思う」
「HRT F110で32周を走る信じられないユニークなチャンスをくれ、僕の夢をかなえてくれて、F1でのデビューをさせてくれたチームに感謝したい」