ウィリアムズが、現ドライバーであるルーベンス・バリチェロの残留を正式発表した。
バリチェロは2010年にウィリアムズへ加入。ルーキーのチームメート、ニコ・ヒュルケンベルグを大きく上回る47ポイントを獲得し、シーズン終盤になってウィリアムズがフォース・インディアを抜き、コンストラクターズ選手権6位を獲得することに貢献した。
しかし、ウィリアムズは今シーズン限りで複数のスポンサーを失うことが決まっており、来季に向けて豊富な資金を持ち込めるドライバーを起用するとのうわさがあった。
ウィリアムズが誰と2011年の契約を結ぶのか注目が集まっていたが、ウィリアムズは15日(月)にリリースを発表。その中で、バリチェロが来季も残留することを認めた。
ウィリアムズのチーム代表フランク・ウィリアムズは、次のようなコメントを残している。
「技術面の意見、経験、そして情熱をウィリアムズにもたらしてくれると考え、ルーベンスをチームに迎え入れた。彼は今シーズン、われわれが望みうるすべてのものをもたらしてくれた。彼が2011年もわれわれのもとで走ることを発表でき、うれしく思っている」
ウィリアムズは年内にバリチェロのチームメートを発表するとしているが、GP2チャンピオンであるパストール・マルドナードの起用が有力視されている。