ニック・ハイドフェルド(ザウバー)が、2011年に向けてルノー加入を狙っていると認めた。
今シーズン途中にザウバーへ加入したハイドフェルドだが、ザウバーはすでに、現ドライバーの小林可夢偉とルーキーのセルジオ・ペレスを来季ドライバーにすると決めている。
そのため、ハイドフェルドは来季に向けてシートを探していた。先日には、ルノーのチーム代表エリック・ブーリエが、ハイドフェルドも来季のドライバー候補だと明かした。
ハイドフェルドもルノーと交渉していることを認め、次のようにコメントしている。
「知ってのとおり、すでにたくさんのシートが埋まっている。僕としては、今でもいろんなチームと話し合っているよ。ルノーもその1つ。ブーリエが言ったようにね」
だがハイドフェルドは、チームへ持ち込めるスポンサー資金が少ないことで不利になっていることも認めた。
「僕にとっては、ルノーが最大のチャンスだよ。でも、彼らが求めているのは才能だけじゃないってことは認めざるを得ない」
「彼らはビタリー(ペトロフ)を走らせているけど、いろいろと議論になっている。彼が今年コース上で見せたパフォーマンスを考えてみれば、どんな議論なのかは分かるよね」とハイドフェルドは『Auto Hebdo(オート・エブド)』へ語っている。