フェラーリとレッドブル、チャンピオン決定を目前に舌戦が激化

2010年11月04日(木)
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2010年のF1王座を争っているレッドブルとフェラーリの間での舌戦が、激しくなりつつある。

現在ランキング首位に立っているのはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)。しかし、ドイツGPでフェラーリはフェリペ・マッサ(フェラーリ)に対し、アロンソへ優勝を譲ることを指示し、これによってアロンソは7ポイント多く獲得できていた。

これがなければ、選手権2位につけるマーク・ウェバー(レッドブル)とアロンソのポイント差が、わずか4ポイントになっていたはずだった。そのためレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、『BBC』ラジオへ次のように話していた。

「(アロンソに王座を奪われたら)腹が立つだろうね。チームオーダーは禁止だという認識のもとで、われわれは戦っていたのだから」

だが、この発言を聞いたフェラーリも黙ってはいなかった。フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリが『SID通信』へ、こう語っている。

「今年のレッドブルのクルマを考えてみれば、われわれが今年のチャンピオン争いを繰り広げているのは奇跡のようだ」

「もし、ウチにあんなアドバンテージがあれば、とっくにチャンピオンは決まっていたよ」

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