小林可夢偉に勝てないのはエンジンのせいとニック・ハイドフェルド

2010年11月02日(火)
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ニック・ハイドフェルド(ザウバー)が1日(月)、チームメートの小林可夢偉に比べ、ストレートでタイムを失っていると語った。

ハイドフェルドは今シーズン、メルセデスGPのリザーブドライバーとして開幕を迎えていたが、シンガポールGPからザウバーのレースドライバーになった。しかし、今季限りでのザウバー離脱が決定しており、2011年のシートはまだ決まっていない。

ザウバーのシートを獲得してからの3戦、ハイドフェルドは予選で可夢偉に2回負けており、決勝では可夢偉に一度も勝てていない。

これについてハイドフェルドは、自身の公式ウェブサイト『nickheidfeld.com』で、「エンジンの状況」から、スピード面で不利になっていると語った。

2010年のF1では、1シーズンに使用できるエンジンの数はドライバー1人あたり8基に制限されている。シーズン途中からの参戦になったハイドフェルドは、前任のペドロ・デ・ラ・ロサのエンジンを引き継ぐことになったが、デ・ラ・ロサにはエンジンのトラブルが頻発していた。

「だから、残りのエンジンでかなり多くの距離を走らないといけないんだ」

「残念なことに、“古い”エンジンを使うことになったから、パワーが低下することになる。これが、加速や最高速で負けている理由だよ」とハイドフェルドは加えた。

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