セバスチャン・ベッテルのエンジンが厳しいと認めるレッドブル

2010年10月27日(水)
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レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーが、同チームに所属するセバスチャン・ベッテルは、エンジンが厳しい状態になっていると認めた。

まだチャンピオンの可能性を残すベッテルだが、先日の韓国GPはエンジントラブルのためにリタイア。レッドブルが搭載するルノーエンジンは、2,000kmを走行するように設計されているが、ベッテルが使用していたエンジンはトラブルの時点で、1,600kmしか走行していなかった。

ベッテルにとってさらにつらいのは、このエンジンが今シーズンの8基目だったこと。2010年のF1では、シーズン中に使用できるエンジンの数が8基までに制限されており、9基目のエンジンを使用した場合には、10グリッド降格のペナルティーが科される。

しかも、韓国でトラブルに見舞われたエンジン以外も、ベッテルのエンジンはすでに走行距離が多くなっていた。そのためベッテルは、フリー走行での周回数を少なくしていたほどだ。

ベッテルのエンジンに関する状況について、ホーナーは厳しい状態であると認める。

「理想的な状況ではないのは明らかだ」

「たいした影響がないよう願っている」

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