ペドロ・デ・ラ・ロサは21日(木)、来季からF1のタイヤサプライヤーになるピレリのF1用タイヤについて、現行のブリヂストンタイヤとは感触が異なっていると明かし、性能の高さを絶賛した。
ピレリのテストドライバーであるデ・ラ・ロサは、故郷のバルセロナで今週、トヨタの2009年型マシンのステアリングを握った。
イタリアGPまで、ブリヂストンタイヤを履いたザウバーでレースをしていたデ・ラ・ロサは、開発中のピレリタイヤの特性についてユニークな見解を持っているようだ。
2日間に及ぶバルセロナテストを終えたピレリは、11月の最終戦終了後、各F1チームと行う初の合同テストに向け「アブダビに持ち込むタイヤの決定は間近である」と述べている。
デ・ラ・ロサは、「予想よりもずっと高いレベルにあったから、とても感心したよ」と語り、次のように加えた。
「このピレリタイヤは、現行のサプライヤーとはとても異なった特性があるんだ。来年、ドライバーたちはそのことをよく理解してくれると思う。すごく競争力のあるパッケージになると自信を持っている」
次のタイヤテストは、11月にフランスのポール・リカールで行われる予定だ。