ルイス・ハミルトン、韓国GPでは5グリッド降格ペナルティーはなし

2010年10月16日(土)
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ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、韓国GPでギアボックス交換による5グリッド降格ペナルティーを受けることはない。

ハミルトンは日本GPで、予選前にギアボックスを交換。今年のF1では、ギアボックスを4レース続けて使用することが義務付けられており、これに違反した場合は決勝で5グリッド降格のペナルティーを受ける。

当然ハミルトンも決勝で5グリッド降格になったが、その決勝でもハミルトンのギアボックスにトラブルが発生した。決勝では、ギアボックスの構成部品「ドグリング」が故障したと見られている。

当初、ハミルトンが韓国GPに向けてギアボックスを交換した場合、ハミルトンは韓国GPでも5グリッド降格処分を受けるとの情報があった。しかし、レギュレーションでは、ギアボックスを交換した場合、交換後のギアボックスで終えることが求められているのは、ギアボックス交換を行った週末のみだ。

また、レギュレーションでは、その翌戦から新たに4戦連続で使用する規定のカウントが始まるとも規定されている。そのため、ハミルトンはグリッド降格のペナルティーを受けることなく、韓国GP前にギアボックスを交換することができる。

マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュも、ハミルトンがグリッド降格のペナルティーを受けることはないと認め、「ルイスが2連続で5グリッド降格ペナルティーを受けることはない」と語っている。

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