日本GPでの小林可夢偉(ザウバー)の走りを、ロバート・クビサ(ルノー)が称賛していたが、セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)も可夢偉の走りに魅了されたようだ。
レース序盤に日本GPをリタイアしたクビサは、テレビでレースを見ていたが、可夢偉の走りぶりに感銘を受け、「あのクルマで可夢偉がやったことは、素晴らしいね。僕はテレビでレースを見ることになったんだけど、彼が僕の1日を救ってくれた」と語っている。
さらに、ブエミもコース上で前のクルマを抜く「オーバーテイク」を連発した可夢偉の走りに感動し、『Blick(ブリック)』へ次のようなコメントを残した。
「信じられないよ。クルマがどんな状態であろうと、カムイは常に全力を尽くすんだ」
「多くの人にとって、彼はファイティング・スピリットの象徴になると思う。たとえ、オーバーテイクが常に成功しないとしてもね」
またブエミは、日本GPで可夢偉と直接戦えなかったことは残念だとして、こう加えた。
「残念なことに、ピットストップを終えた彼は僕の前に出てきたんだ。最高に手ごわいドライバーと激しい戦いをするのは大好きだから、残念だったよ」