ビタリー・ペトロフ(ルノー)が、次戦の韓国GPで5グリッド降格のペナルティーを受ける。
10日(日)に行われた日本GP決勝で、ペトロフはスタート直後にニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)と接触し、1コーナーにも到達しないままレースを終えていた。
ペトロフはスタートで出遅れたヒュルケンベルグを抜いたが、完全に抜ききる前にヒュルケンベルグのほうへ寄ってしまい、ヒュルケンベルグのフロントホイールに接触してクラッシュ。この事故により、ヒュルケンベルグもリタイアとなった。
「ヒュルケンベルグと、右にいたハイドフェルド(ニック・ハイドフェルド/ザウバー)を抜こうとしたんだけど、ハイドフェルドが左に寄ってきたから、僕もよけなきゃいけなかった」とペトロフはクラッシュについて語っていた。
しかし、スチュワードはペトロフがクラッシュの原因を作ったと判断。ペトロフに韓国GPでの5グリッド降格処分を科した。