キミ・ライコネンが、加入もうわさされたルノーに対する怒りを見せた。
ルノーのオーナーであるジェラルド・ロペスやチーム代表エリック・ブーリエは最近、2011年にライコネンがルノーに加入し、F1へ復帰する可能性があると繰り返し示唆してきた。
ブーリエは今週にも、ライコネンに十分なモチベーションがあるのか分からないものの、ライコネンが加入に興味を持ったのはうれしいことだとして、F1の公式ウェブサイトへこう話していた。
「うれしいことだ。今シーズンにわれわれがやってきたことがきちんと認識され、将来のチャンピオン候補だとみなされているということだからね」
しかし、これに対してライコネンは怒りを見せ、2011年にルノーへ加入する可能性がないと断言した。
「彼らが僕の名前をマーケティングに利用したことが、とても残念だよ」
「ルノー加入を真剣に考えたことはない。僕が来年に彼らのチームで走ることはないと、100%断言できる」とライコネンは『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』へ語っている。
ライコネンによると、数週間前に一度だけルノーに接触したものの、それ以上のことは何もなかったという。