ルーカス・ディ・グラッシ(ヴァージン)が、スペインのレーシングチーム、アダックスのGP3チームの株式を取得した。
複数のポルトガル語系メディアが報じるところによると、ディ・グラッシが取得した株式は、チーム株式の一部とのこと。アダックスは、ディ・グラッシとビタリー・ペトロフ(ルノー)が2008年に、GP2のコンストラクターズ選手権獲得へ導いたチームだ。
「彼の真剣さとプロフェッショナリズムによって、われわれがすぐに達成することを期待している成功に、重要な貢献をしてくれると確信している」とチームオーナーのアレハンドロ・アガグは語った。
「このチームで走ったあと、スポーツ面で貢献することをオファーしているんだ」
「これは、若いドライバーにとって素晴らしいプラットホームであり、彼らが技術的、戦略的に準備を進められるよう、僕も力になりたい」とディ・グラッシは『Terra(テッラ)』、『R7』、『UOL』などのメディアに語った。
GP3は、GP2の下部カテゴリーとして2010年に発足。すでにマーク・ウェバー(レッドブル)もGP3チームの共同オーナーになっている。